一般歯科
診療の流れ
お電話でご予約いただきます。
予約時間にご来院されたら、受付にお声がけください。問診票をお渡ししてご記入いただきます。
お悩みをじっくりうかがってお口の中を見せていただき、必要があれば検査を行った上で、現在の状態や今後の治療方法についてご相談します。
「痛いのは苦手」「できるだけまとめて治療したい」「少しずつ治療をすすめてほしい」「この日までに治したい」など、なんでもご相談ください。
なお、治療の際につめものやかぶせもの、入れ歯、ブリッジ、インプラントなどが必要になる場合は、それぞれのメリットやデメリット、コストなどについて詳しくご説明しています。ご自宅でじっくりお考えになってから、お選びください。
治療方針が決まりましたら、それに沿って治療を行います。同時に、ご自宅でのケア方法についてもご説明します。
むし歯治療について
むし歯菌は、歯のカルシウムを溶かしてしまうため、むし歯治療では菌に感染した部分を完全に取り去ることが重要です。そこで当院では、う蝕検査液を使って何度も染めて、感染した部分を残さないようにしています。
歯は、一番外側にエナメル質、その下に象牙質があり、中心に血管や神経のある歯髄で構成されています。エナメル質や象牙質だけに感染がとどまっている場合には、う蝕している部分を完全に取り去って、つめもので埋めます。歯髄まで侵されているようでしたら、根管治療という神経を取り去る治療を行ってから、かぶせものをします。歯のほとんどが溶けていて根だけ残っている場合には、歯を抜いて治療するしか方法がないケースがほとんどです。
つめものやかぶせものはいろいろな種類がありますし、前歯と奥歯でも違いがあります。また歯を失ってしまった場合には、入れ歯やブリッジ、インプラントという選択肢があります。
ご自分に合うものを選択できるよう、それぞれについてきちんとお伝えしていますので、なんでもご相談ください。
審美歯科とは
審美歯科では、保険診療では使えないゴールドやセラミックなどの素材を使います。ゴールドは酸に溶けにくいため、金属アレルギーを起こしにくく、とても丈夫です。セラミックは陶材でつくられたものですので、金属アレルギーの心配は全くありません。セラミックの最大の特徴は、自然で美しい白さが長く続くことですが、表面に傷が付きにくいため細菌の付着も抑えられます。
セラミックには、全てセラミックでできているもの、中に金属が使われているもの、プラスチックとセラミックを混ぜた素材などの種類があります。
つめものとかぶせもの
つめもの(インレー)は、削った部分を型にとって技工所で作成しますので、完成までに1週間ほどいただく場合があります。
かぶせもの(クラウン)も削った後に型を取りますが、広範囲に削った場合には中にコアという土台が必要になるため、2回ほど型取りをする必要があります。こちらも技工所で作成しますので、完成までに1週間ほどいただく場合があります。
当院で扱っているつめもの・かぶせもの
プラスチック
特徴 | とても適合がよく、むし歯が再発しにくい素材です。 |
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メリット | 前歯では保険診療で使える素材なので、費用を抑えられます。 |
デメリット | 色や質感などが自然の歯とは違うため、多少目立ちます。 変色を避けられず、3年で少しくすんできて、5年経過すると色の違いが目立ってきます。 歯ブラシでこすることで傷が付いてしまうため、菌やプラークが付着しやすくなっています。 |
セラミック
特徴 | お皿などに使われる陶材を、歯科用に加工した素材です。 |
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メリット | 透明感のある白さで、とても美しく自然な仕上がりになります。 白さが長く続くため、変色の心配がありません。 また、磨耗しにくいため長持ちしますし、細菌やプラークが付着しにくいため、とても衛生的です。 |
デメリット | 保険診療では使えない素材なので、費用がかかります。 強い衝撃を受けると割れる場合があります。 |
オールセラミック
全てセラミックでできており、透明感がある自然な白さが最大の特長です。金属アレルギーの心配もありません。
メタルセラミック
金属にセラミックを焼きつけています。透明感はやや落ちますが、自然な美しさです。金属アレルギーがある方には向きません。
ハイブリッドセラミック
セラミックにプラスチックを混ぜた素材です。プラスチックのものより変色が少ないことが特長です。オールセラミックやメタルセラミックと比べると、耐久性や美しさでは劣りますが、安価です。
ゴールド
とても適合がよく、むし歯が再発しにくいです。酸に強いため、金属アレルギーを起こしにくい素材です。
メリット | 耐久性が一番高い素材です。 つめものはすき間からむし歯ができやすいのですが、ゴールドは適度にやわらかいため、すき間ができにくく、むし歯再発のリスクが下がります。 多少目立ちますが、明るい色なので銀歯のように黒っぽくはっきり見えることはありません。 |
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金銀パラジウム合金
保険診療で使える素材です。
メリット | 保険診療で使える素材ですので安価です。 |
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デメリット | 光の少ないお口の中では暗く色が沈み、どうしても目立ってしまいます。 すき間ができやすいため、むし歯の再発リスクが高くなっています。また、金属アレルギーの方には向きません。 |
根管治療とは
根管治療は、重度のむし歯を治療する方法です。歯の神経を抜いて殺菌処理を行い、そこにふたをしますが、歯髄の中で複雑に伸びている神経をきれいに取る精密さが求められる治療であり、その後、歯を長く保つことができるかどうかを大きく左右します。
当院では複雑に折れ曲がった根管内を適切に処置できる、柔軟性を持ったニッケルチタンのファイルを使用するなど、精密な根管治療を行っています。
親知らず・顎関節について
親知らずは、抜歯を上下とも行っています。また、顎関節に違和感がある場合にもご相談ください。
お子さんの治療
当院の小児歯科
当院には幼いお子さんの通院も多く、どんな年齢でも対応しています。
しばりつけるなど無理な治療は行っていません。お子さんご本人とじっくり話をして、治療の必要性をきちんと理解してもらった上で、できる範囲の治療を行います。
歯科治療で怖い思いをしてしまうと、その後、歯が痛くなってもそれを隠すようになり、むし歯が悪化するケースもありますので、最初は治療をせずに通っていただき、雰囲気になれてきたところで治療をスタートさせることも可能です。
また、フッ素塗布や奥歯の複雑な溝を埋めるシーラントなども行っています。
親御さんに知ってほしい事
お子さんの歯を健康に保つためには、親御さんがしてあげるブラッシングがとても重要です。当院ではわかりやすいブラッシング指導を行っています。
お子さんの歯をむし歯から守るために
食事や間食の与え方、タイミングなどでもお口の中の環境は大きく変わります。また、ちょっとした癖をなおすことが、永久歯の歯並びによい影響を与えることもよくあります。気になることや疑問などがありましたら、なんでもご相談ください。
矯正治療とは
近年の食生活の変化により、日本人の顎は小さくなる傾向にあり、サイズの大きい永久歯がうまくそこに収まらず、歯並びが悪くなるお子さんが増えています。
歯並びを整えることは、見た目だけでなく、体のバランスを整える面でもメリットが大きく、また手入れがしやすいため、むし歯などのリスクも抑えられます。
矯正治療は、あまり早くスタートさせるとただ治療期間が長くなってしまうだけですが、早めのタイミングで一時治療を受けておくことが必要な場合もあります。
矯正治療のご相談
当院では、矯正治療に関するご相談を受けており、ご希望があれば信頼できる小児矯正歯科のご紹介をしています。
お子さんによって、矯正治療が必要な時期は変わってきます。矯正治療は安価ではありませんから、先に心積もりできるよう、できるだけ数年後が最適という時期にお伝えするようにしています。